頑張っているのに仕事がうまく出来ないのはあなたの責任ではない
限られたメンバーで、それぞれの特性を生かし、仕事をうまく回していくのは上司の仕事。
あなたが一生懸命頑張っているにも関わらず、仕事がうまく行かない為に、周囲に迷惑をかけているんだと罪悪感や責任を感じすぎることはありません。仕事がきちんと回っていないのを何とかするのは上司の仕事。僕たちよりも高い給与貰っている理由のひとつ。上司は仕事を回していく責任があるから給与が高い。
メンヘラ(うつ状態になっている人など)は、「自分が悪い」「自分のせいだ」と重く考えすぎてしまう傾向があります。真面目な方が多いのでそう思ってしまうのでしょう。ですが、もう既に精一杯頑張っていて、これ以上頑張ってしまったらヤバいって、そう感じていませんか?
一生懸命頑張っているのに、障害のせいでどうしてもうまく行かなかったり、体調を崩しがちになったりしても、しっかりやれ!もっと頑張れないのか!って言ってくる上司がいたらそれこそ黒い。自分を守ってください。自分が一番なんです。健康な心身が無いと何にも出来ないんです。
頑張れないくらい頑張ってしまった後で、会社に行けなくなった、仕事に穴をあけてしまった、そうなる時もあるでしょう。その時でも、仕事をきちんと回していくのは上司の責任なので、あなたが気に病みすぎる必要はありません。回復を最優先にしてください。自分のために。人が欠けても何とかするのが上司の仕事。
上司に対して責任を擦り付けているようで罪悪感感じますか?責任を負っている分、自分たちよりどれだけ多くの給与をもらっていると思いますか?それよりも自分の回復、治療、そっちが大切。自分の人生にかかわることですから。
仕事がうまく回っているかの責任を取るのは上司ですが、体調を崩してしまったあなたの将来は、会社は保証してくれません。自分の人生には責任を取ってくれないんです。
重いうつ状態や精神障害は、今後の人生に大きな影響を与えます。自殺未遂で体の一部が動かなくなってしまった方もいらっしゃいますし。僕はリストカットしすぎて2年前の傷でさえまだ残ってて、半袖必須の接客業には就けないのではないかと懸念していますし、体調が悪化して、転職説明会になかなか参加できずにいたり。趣味でお誘いがあっても起き上がれないリスクのために断らざるを得なかったり・・・そういう面で人生に悪影響を受けています。
ぶっ倒れてから、「今まで無理していたんだね」ってようやく気付く上司も、おいおい、人事管理普段からしてなかったのかよ?と言いたいですね。見えない障害だと特にこのパターンが多いのではないか?と。
会社側に言いたいことは、
社員自から、「調子がおかしくて仕事がうまくできずに困っている」と相談しやすい環境は最低限用意していただきたい。
働いているメンヘラの方には、
自分が頑張ることができる限度を超えてまで、罪悪感や責任を感じながら働くのは危険であることをお伝えしたいです。自分の人生のために。
元気があれば何でもできる!
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元気が無いと何もできない。
頑張れる範囲を超えても頑張り続けていると、精神病になってしまい、元気が湧かなくなります。
頑張れるだけやっても仕事がうまく出来なかった、それでいいです。あとは上司の責任です。誰をフォローに回して、この人には得意な仕事を回して効率を上げて…そういう部分。
限界を超えて頑張って、精神病を患ったとします。ここから先の人生は自分に重くのしかかります。元気が無いと何もできない。好きなことを十分にやれないまま人生が終わりを迎えるときに会社を恨んでも遅い。土日祝完全休みの会社だろうが、仕事を頑張りすぎて休日に何もできていないなら同じような状況に陥っています。
既にいっぱい頑張っているのにどうしてもうまく行かない。そうなってしまったら、新しい生き方を考えるチャンスだと思いましょう。
過労死は自己責任とか言い出すアレもあるわけです。だから、ほんと、自分の心身を大事にしてください。
今回の記事を書くにあたって読んだ記事↓
ZOZO田端信太郎が「過労死は自己責任」とツイートし炎上!「高プロ」にも通じる新自由主義者のグロテスクな本音|LITERA/リテラ