めんへらるんるん【日刊】

がちめんへら女子を合法観察できる日刊ブログ

特別な日にはモノを買って思い出を作る

嬉しいことがあった日とか、ずっと覚えておきたい出来事がある日は、出来るだけなにかモノを買うようにしています。その、モノから「あの日のこと」が思い出せるのが好き。

スカイツリーのキーホルダーとか、くまモンの風呂敷とか、ライブグッズとか(ライブに行ったら何か必ず買う!使う用途が思い浮かばなくても・・・)、あとカメラとか、そういった分かりやすい大きいものから、ただのペン、マスキングテープ、チャームとか何でもない、いつも売っているようなものであっても、どこで買ってどういう気持ちだったかを思い出せる。だから、忘れたくない出来事がある日・あった日には何か買う。こうやって家にモノがどんどん増えていくので、最近は写真で済ませられるようにはしているんですがね・・・。

 

うつ状態がものすっごく悪化して、今日今まで何をしてきたのか、さっき言われたことは何だったのかすら思い出せないような期間が長くありました。日記にすら「何やってたか思い出せない」と書いている始末。そのあともだんだん記憶力は回復してきたものの、病む前と比べたらやっぱり記憶力が落ちました。

それでもやっぱり、モノや写真は、記憶や感情を呼び起こしてくれます。自分が生きていた証っていうか、成長っていうか、何もしていなかった訳ではないという証拠になってくれます。

私の特技なのか、多くの人はそうなのか、よくわからないけれど・・・家にあふれかえってゴタゴタしているものでも、ものの下に隠れているものでも、どこで買ってどういう気持ちだったかはほぼ思い出せます。どこのドンキで買ったとか、これはAmazonとか、これは福岡駅エスカレーターの横にあった店とか。就活中に福岡開拓してるときに見つけたやつだあ、とか、こういう事で悩んでいて、やっと結論を出せたときに手に入れたやつだあ、とか。ボーナスで買ったものとか初任給で買ったものとかも思い入れが強いです。

 

 

もしも記憶喪失になっても、私のモノ、写真、書いたこと、全部目の前に並べられたら何かしら思い出せそうな気がします。

ひどいうつで軽い記憶喪失みたいになったからこそ、私はこういった思い出作りに、より重きを置いています。自分の記憶力って案外ね、メンタル不調で飛んじゃうんだっていう脆さとか、何かきっかけが無いと思い出せないことが奥に詰まっているとか、そういう、自分の脳の不完全さを知ったから。

 

ライブのグッズを見て「さいこーに楽しかったな」って思い出して、「がんばろ」って思えるのもまた、自分の為だなあ。