めんへらるんるん【日刊】

がちめんへら女子を合法観察できる日刊ブログ

診断書付きメンヘラになっても、真面目を捨てきれないつらさ。

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メンがヘラりました。ほぼ強制的に病院送りになり、診断書付きメンヘラになり、薬を飲みながらの通院ライフが始まりました。

 

自傷をしたり、好きな人のSNSをひたすら追っていたり、部屋がゴミ屋敷のように荒れたりもしました。でもそれは全部「ほかの人から見えないし咎められない範囲」でした。

 

誰かが見ている可能性がある部分では、真面目さを捨てきれませんでした。

 

お薬は決められた時間に、決められた量だけ服用。ODはしない。

通院も予約した日はきちんと行く。遅れそうなら電話する。

自傷行為SNSにアップしない。

壊れたら困るものは投げたり壊したりしない。

外出するときは身だしなみを整える。

音信不通にしない。

学校や会社では整理整頓する。

 

そんなこんなで外っつらの真面目さを捨てきれずにいたら、単に、疲れた。疲れるんです。コンビニ行くだけなのにメイクするとか、体調つらくてもドタキャンはよろしくないと這ってでも行くとか。ただでさえマジメマジメしていて病んだのに、全部放り出したいと思っているのに捨てきれませんでした。

 

そして一番困ったのは、家族をはじめ、周囲の人に「なんだか大丈夫そうだ」と思われてしまったこと。そりゃあ、連絡入れれば返事してきて、正しい服薬、規則的な通院、外出するとき化粧してる、なーんて、見た感じやっぱりそう思われてしまうんですね。

まったくもって大丈夫ではない。自制が効いているから大丈夫というモノサシも折ってやりたいし、本当はスマホもカベに叩きつけて破壊したいと何度思ったかわからないんです。でも、そしたら連絡が取れなくなって、周囲の人に迷惑をかけてしまうじゃないですか。家の中ではリスカしたり、段ボールを蹴ったり殴ったりしていて、非常に空しかったです。なんで真面目を捨てきれない、僕は。

 

大丈夫だねと思われたいという気持ちは、特にありません。「やばい大丈夫じゃない助けて」って縋りつきたいのに、やっぱり表面は真面目で大丈夫ぶってるという矛盾。そしての結果「治療は順調である」「症状は軽度」という判断になってしまいます。

 

元々の性格が真面目で、宿題をきちんと終わらせたり、校則を守ったり、いい成績とったりとしてきたので、やっぱり僕自身は元は真面目なんだと自分でも思います。でもこのまま生きていきたいかと問うと、もうちょっと不真面目になって、楽にやっていきたいんです。でも、難しいですね、なかなか。つらたん。

 

 

蛇足

真面目というと、前髪は眉より上であること、という校則を思い出したんですが、やっぱり眉下がかわいかったので眉下で描きました。ちょっとした脱真面目。