めんへらるんるん【日刊】

がちめんへら女子を合法観察できる日刊ブログ

病院に行く=家から出る=外出リハビリ

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本格的にメンタルをやられてから、会社にも行けなくなり、引きこもり生活まっしぐらだったけど、通院日は家から出てた。体調が持てば、病院のあとに寄り道もしてた。ほんと通院が無かったら引きこもってたから良いリハビリになった。

なぜ通院できたのかと、通院して得られたものをいくつか書いていくよ。

 

メンタルクリニックに通えた理由

・予約制だった

元々まじめな性格だったので、ドタキャンや無言キャンセルは避けるべしという自意識が働いた。行かねばならんという使命感も、週に1日くらいなら大丈夫だった。

・障害に理解のある人が予約管理してた

障害に理解がある方が病院窓口で予約管理しているから、ほんとに体調ヤバいドタキャンせざるを得ない!とか遅刻してしまう!とかの電話をしても責められることがなかった。これがデカいクッションで、安心感から、最悪病院最寄り駅で自宅Uターンしても怒られないからとりあえず家を出ようっていう心理になった。

例えば椅子がぽつんとあったとする。その椅子にクッションが在るのと無いのとでは断然「クッションが在る椅子」のほうが座りやすい。それと同じ。大丈夫ですよというクッションがあると分かったら逆に行きやすかった。ドタキャンしてもいいってことに甘えるのではなく、ドタキャンしてもいいという安心を得ることで、まず家を出ることにつなげられていた。

・病院に来たか来てないかを第三者が管理してた

図書館に行くリハビリに挫折したけど通院するリハビリはできていた大きな理由。三者が自分のことを、仕事上の便宜でもいいから意識してくれている状態って大事。図書館では、常連になったり職員と打ち解けたりしない限り「この人今日来なかったな」って気にしてくれない。病院は「予約した人来なかったな」って意識してくれる。これも自分を通院させる要因だった。

・自立支援制度を利用したらそんなに高くなかった

自己負担1割が適用されたときは、イイんですかねこれ…って思うくらい費用が抑えられた。この料金で、プロ(=医師)に自分の体調相談できて自分の辛いことを聞いてくれて処方してくれるって思ったらより一層。

診察費 < 医師に相談したい気持ち になった。

・生きるために薬が必要だった

これは自分を無理やり通院させることにつながるのであんまり通院する理由にしてはいけないけど。薬が無いと外出できないし眠れないので、処方してもらわざるを得なかった。で、睡眠導入剤とか、ODの危険性が高かったり他者に渡ってしまったときのリスクがデカい薬って特に、処方量の上限が定められてるんですよ。なので定期的に病院行かざるを得なかったのもある。

 

通院=外出リハビリをすることで得られたものをいくつか挙げる

・定期的に通院しているから会社もニッコリ家族もニッコリ

自分の心の中は、悲しいかな自分以外にはわかってもらえないものだから、通院しているという事実で判断してもらう部分は大きい。四六時中死にたい消えたいイラつくリスカしたいと思いながらはいつくばって通院してたとしても、会社や家族は「通院した」という事実を重視する。むなしいけど。

・薬

物理的に。

・通院日と私用を同じ日にすることで「私用に行ける確率」がUPした

病んでも私用って、ある。自立支援の更新しに役所に行かなきゃならんとか、先輩が遠くに引っ越すから集まるぞとか。

この予定と同じ日に病院の予約を取ると、病院行った流れで私用に行ける確率がUPした。寝起きから1ミリも動けてないような状態の自分と、通院のために身支度して家から出た自分。どっちの自分の方が私用に動けそうか…ってったら後者。それと、1日で用事が済むと終わったら気楽でもある。

メンタルやられたら、動き出すまでに莫大なエネルギーがかかる。この「動き出すため」のきっかけに、正当な行く意味のある病院を持ってきて潤滑油にしようっていう考え方は結構使える。

・話題性が得られた

渋谷駅で一発芸してる人がいたとか、クリスマス前で街中にリア充が多かったとか。暑かったとか寒かったとか。普通に生活している人と同じ話題をいくつか持つことができた

・趣味を見つけられた

カメラに興味を持ったのはこの期間だった。病院の予約時間まで時間調整するためにだらだら~っとふらついては、話題になるかねえってスマホで撮ってたらちょっとした楽しみになった。

・外出できたという安心感

喜びの感情が死んでても、外出出来て当たり前なのにこんなこと…ってネガティブ思考から抜け出せなくても、一歩も家から出なかった不安感は多少なりとも拭うことができる。

 

通院しよっかなってちょっとでも思えたなら幸いです。自分も次の通院で、最近寝すぎだという相談してくるつもり。