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障害者手帳を親に反対されたメンヘラによる説得ポイント

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僕は精神障害者手帳を持っていますが、最初は親に嫌悪感を抱かれて反対され、数か月間申請しないまま過ごしました。この期間がすごく勿体なかったと思うので説得ポイントを書きまとめることにしました。後に続く人の役に立ちますように。

 

 

 

始めに:そもそも自分が18歳以上で自分で申請するなら親に言わなくてよかったのでは

自分で主治医から診断書貰って、自分で申請をしに行って、自分で「手帳受け取りに来てね」郵便を回収するなら。親が気づかないうちに取得できるんじゃないかな。

自分は取得したいと思っているけど親の反対で悩んでいるなら、取得を渋っていることは本当に勿体ない。僕自身後悔しているからこそ言えます。

自分が一番大事で、自分の人生にかかわってくることだっていうことを見失っていました。成人済み僕ですがその渋っていた時は、正直に親に相談して了承を得てから申請しないとって思っていました。

 

親と同居しているとか、養ってもらっているとか、絶対に親に言わないといけない事情や環境だっていう人、そういう思いがやっぱりあるって人、いっかい親に反対されてしまった人、そんな方は、ここから僕の説得ポイントを書くので参考にしてみてください。

 

説得ポイント①:一般枠就労なら所持していることを提示することを強要されることはない

今現在勤務している会社にすら、所持していることを開示しないまま過ごすことができます。(障害者雇用で採用された場合は開示必須です

 

……親説得ポイントですが、この「今勤めている会社にも提示しなくていい」っていうのは効果が大きかったようです。障害者手帳を取得したら、即会社に申告する必要があるとか思いこんでいたみたいで、そこから、うちの子任せられる仕事が激減するのではとか、給与を大きく下でられるのでとか要らぬ心配をしていたようです。

 

ばれるとしたら、自分からオープンにした時。それ以外だと、会社勤務の人なら年末調整で、自ら障害者控除を受けるために書類に等級や手帳番号を記載をしたときくらいですかね。書いてあったら、書類チェックをする事務担当者が「そうなんだ~」って気づきますが、会社にバレたくなかったら書かなくてもいいですし、やっぱり控除受けたいなって人は後で自分で確定申告するという手もあるとかなんとか。ここらへんは他に詳しく記載されているブログをググってください。笑

この税控除なんですけど、国は、貰える税は貰っとくぜスタイルなので、障害者控除書き忘れてますよねとか言ってきません。「特に何も言わないんなら税貰うよ~」て感じです。会社は、本人が国に納める税金額についてはしったこっちゃないというか、そこまでお世話見るわけじゃないですし、年末調整で大量の書類をさばいているので、あなたほんとは障害者控除あるんじゃない?とか言ってきませんよ。

 

説得ポイント②:手帳所持するメリットがとても多い

例えば、

・公共交通機関が無料になったり割引されたりする

・美術館や水族館や映画館などで割引を受けられる

・税控除を受けられる

とかですね、お住まいの地域にもよるとは思いますが。

通院代やらお薬代やら、いろいろとお金のかかるメンヘラにとって大変ありがたい。

エンタメ系は、真面目メンヘラは「障害者なのに遊んでいいのか、楽しそうな所に無料で入っていいのか、権利としてしまっていいのだろうか……」って思っちゃいますけど(僕もそうです)、これをきっかけに、外に出ようって思えるようになれたらいいですよね。つらいことを一瞬でも忘れられる時間を過ごせたらいいですよね。って感じで思ってもいいかなって思います。なんせ障害者手帳を発行した自治体が「いいよ」って言っているんですもん……。1人で外出するのが不安な人は、同伴者も無料・割引される施設もあるので、いっかいサービス一覧とかをググって眺めてみるのもいいですよ。

 

説得ポイント③:一般枠+障害者雇用枠でも仕事を探せる

これ、とっても大きいメリットだと思います。プラスってところがミソです。

手帳を隠して、一般人として職を探すこともできる。(いわゆるクローズ)

手帳所持を提示して、障害者雇用枠で職を探すこともできる。(いわゆるオープン)

 

手帳級メンヘラになってしまうと、「通勤時間が長すぎるとパニックを起こすリスクが高まる」とか、「残業が多すぎるとヘラりやすくなる」とか、「夜勤ありは絶対に無理」とか、「病院の休診日と会社の休日がまる被りするとアウト」とか、職を探すときの条件がどうしても増えちゃいます。

選択肢が増えるということは、働ける職場が見つかる可能性が増えるという事。

僕の親は、やっぱり僕には働いていて社会に属していて欲しかったようなので、これもまた説得ポイントになりました。

 

ただし障害者雇用で採用された場合は手帳の所持の開示必須です。

理由は、ざっくりまとめると、障害者を雇用しようとしている会社は、国の制度のために障害者を雇用したいからであって、雇用したよという証拠のために雇った人の障害者手帳が必要になるからです。

このへんの話↓

障害者雇用率制度の上では、身体障害者手帳療育手帳精神障害者保健福祉手帳の所有者を実雇用率の算定対象としています(短時間労働者は原則0.5人カウント)。

障害者の雇用 |厚生労働省

ただ、障害者ということを会社が理解したうえで雇ってもらうことになるので、合意的配慮を求めることもできます。募集要項の中に、業務する環境について記載してくれている会社があったり(何人くらいのフロアで、どのくらいの頻度で電話が鳴るかとか)、電話応対業務についても相談可とか、すんごい会社だと業務中のヘッドホン装着相談可とかもありました。

 

親に反対されたら、障害者を募集しているところ(例えばハロワのHPとか障害者専門の転職エージェントのHPとか)を見せるのも手です。これだけ選択肢が広まるってことは、自分のこれからの可能性も広がるっていうことだよ、って。

 

説得ポイント④:手帳取得によるデメリットはないと思っていい

障害者手帳 デメリット”でググってみてください。

デメリットは無い」って書かれている記事やブログがけっこう出てきます。

僕もデメリットは無いと思っていますし。なので、親にググった結果を見せて「こんなにいろんな人がデメリットは無いって書いているんだから~」って言っちゃってもいい。

小さいころ、「みんな持っているから買ってよ!」と親に頼んだ時に、「みんなって誰よ、誰ちゃんと誰ちゃんなの?全員言いなさい!」と反論され、「ぐぬぬ」って思った経験ありませんか?それを今度はこっちがやるんですよ。笑

 

説得ポイント番外編:手帳を申請してからもらえるまでに約3か月かかるからとにかく早めに申請した方がいい

 今回の記事を書くに至った一番でかい理由。

親を説得するにあたって、僕も色んなブログやらHPやら読み漁りました。そして希望を抱けたんです。障害者雇用で転職したら楽になれるかなとか、運賃割引があったら出かけようと思えるようになるかもとか。

で、親を説得して申請してから届くまでの3か月が非常にしんどかった。手帳取得後に出来ることが多いんだってことがよーく分かっていたからこそしんどかった。取得してからは、もっと早くに申請すればよかったって後悔してます。

 

親が反対するからと渋っている人はぜひ、前向きに考えてみてください。