めんへらるんるん【日刊】

がちめんへら女子を合法観察できる日刊ブログ

自分が一人称「僕」と「私」を使い分ける理由

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中二病かよwww」「痛いww」って思う人がいることは承知の上で、私は僕という一人称を使うことがあります、主にネット上で。

 

きっかけは変身願望

単純明快。私は私のことがが嫌でした

情けなくって上っ面だけのいい子ちゃんですぐ落ち込んでネガティブな自分のことが嫌でした。

それでもって生理によって体調やメンタルが激変して、安定した日常を過ごすことが困難なわけです。

さらに加えて自分は長女でした。両親にとっては初めての子育てが私で、加えて女の子だったので、目の届く範囲に常にいてほしくて、レールに沿った成長をしてほしかった。私は、兄弟の生きざまを知るのは「事後」で、楽しそうに高校生活を送る兄弟を大学生になってから目前にした。いいなそうしたいなと思っても私には遅かった。やり直そうかと思ってもそれはレールから脱線することになるのでやらなかった。

 

あーもう私を辞めたい

止めたいではなくて辞めたいです。死にたい訳ではない。私を辞任して自由に余生を過ごさせていただきたい。って、生理が始まったころから痛烈に感じ始めました。

ここから変身願望となって僕を使いだしました。

 

※ただしネット上に限る

女性が僕を使うのを認めてくれる世界って、まだまだ二次元の世界。属性:僕っ子ってやつですね。

三次元だと、最上もがさんみたいに、根っこに普通の人も理解できるような正当な理由があって、才能があって、輝いている人くらいしかイメージできません。というかアイドルとかタレントって2.5次元みたいなところあるので、うーん、ほんとに三次元までは到達していないのかも。

私はそんな存在ではなく、生理痛でその辺に転がっている一般人、というかそこまでも至らないかもしれないメンヘラ。周囲は一人称僕を受け入れられない。特に両親はね。長女だしね。私も両親の目の届く範囲にいたからね。学校だといじめの原因になりかねないしね。

 

こんな私が、ちょーっとでも二次元に近づける場所がネットにしかなかった。ツイッターだと誰でもキャラになりきることができる。なので僕は僕という、私とは違う存在をネットに生み出しました。私から解き放たれた気持ちよさと、同じような境遇の人がいる安心感。そしてリア垢にしてしまうようなやらかしをしない限りは両親にチクられることもない!

 

私が言いたくても言えなかったことは僕が言う

くだらないことだと、あの女キャラの尻がけしからんとかいう話。くだらなくないことだと、両親や兄弟や友人に対する不満や愚痴。私で発言すると周囲がドン引きしたり悲しんだりする話は、僕がやるようになりました。

でもネット上だけですし、ネット上でも一人称僕を受け入れられないかなって思う話題ややり取りの時は僕は封印します。女性に起こる病気であるPMDDの話なんかはそうですね、がっつりPMDDのことを中心に書くブログでは私を使ってます。PMDDのことを知ってほしいと思って書いても、僕という表現に違和感が生じてしまいますので。そこで嫌悪感を抱いて読むのを止めてしまう人がいたら嫌だなって。

世間一般に僕という表現が受け入れられるようになるのはまだまだ先かなと。

 

いずれは芯のあるひとりになりたい

今は私と僕が混在していてブレブレな自分です。そして、私が言えなかったことを僕が言うつもりが、世間一般のことを考慮すると全部は言えてないという現実。

僕だ私だは今のツールであって、変身願望はきっかけであって、なぜなぜを繰り返して掘り返して根元にあるのは、言いたいことを言って、やりたいことをやって生きていきたいという気持ちです。分身したい訳ではない。

 

将来どっちになるのか、両方であり続けるのかは今の私にはよくわかんないですけど、今はこうやって生きてます。未来の私が、僕のことを「幼い」「中二病」「やめよう」と思ったときに、うっかりこの記事を見つけて読んでくれたら面白いですね。